横殴りの強風の中、角島大橋を渡る。ゴーゴーとものすごい音がし、ハンドルバーの先っぽに付けているひらひらフリンジが真横になびいている。角島に行ってから、なぜだか迷いクルクル同じところを回る羽目になり、あっさり諦めて強風の中引き返す。

次に目指すは去年断念した、元乃隅稲荷神社。千畳敷で死ぬおもいをした後、途中神社の看板をみたが、もう山を下りたい一心だった。そして、上り坂にうんざりしていたというか、雨足が弱いうちに一刻も早く下山して安全なところへ移りたかった。今回はリベンジの旅。出来なかったこと、行かれなかったところに再チャレンジする旅だ。

嬉しいことに、去年、千畳敷で命拾いしてもらったバイカー仲間のKさんが仕事の合間を縫ってなんと会いにきてくれると言う。これぞ、旅の醍醐味。誰かが待っていてくれると思って自転車を漕ぐのは、心強い上にココロが弾むし、元気もでるし、歌も歌いたくなるし、踊りたくもなる。自由気ままも勿論いいけど、一人旅はさびしかったりもするだなぁ。

途中、去年お世話になっただるま堂を発見。前回は坂を上ってきて、シャワー後のようなびしょぬれの状態でお邪魔したのだった。普段あんこを食べないのに身体が欲していたのか、だるま最中をほお張り、青海苔羊羹まで平らげてしまった。座ったところ、歩いたところ、トイレ、至る所を水浸しにし大分ご迷惑をおかけした。

同じ店員さんか確かではなかったが、「去年来たのですが、覚えてますか?」と訊いてみると「大雨の日にいらした方ですよね?地図を持っていらしゃって。」と!覚えていてくれて嬉しかったっ。20分ほどお世話になっただけなのだ。お茶を何杯もおかわりしただけなのだ。去年のことを謝罪し、今回も最中とお土産用の羊羹を数本買う。手渡されて思ったが、重い。とても重い。軽量化したいのに、羊羹重いよ!羊羹、侮れない。その後、数日間パニエの中に入れて走ることになる。人生、鍛錬、訓練、修行だね。

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角島側からみた本州。

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ひらひらフリンジが真横になびく。吹き飛ばされないようにハンドルしっかり握り、前傾姿勢。

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山口県民さん、覚えていてくれてありがとう!

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だるま最中、むしゃむしゃ食べる。長門粟野にて。

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だるま堂の前で、油谷?辺りに住むおばあちゃんに『何かあったら泊まりに来なさい。』とお誘いうける。ほとんど何を言っているかわからなかったので、運転手の息子さんが通訳してくれた。でも、こういうお誘い、泣けるほど嬉しいんだ。泊まりにいくために、聖地山口に戻ろうかなぁ。

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だって。座ってるけど、気をつけます。

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元隅乃稲荷神社への道。振り返るとこの絶景。水を張ったばかりの田んぼと日本海。こういう方がしみじみ感動するね。