レースじゃない「楽しむ」ための自転車を欲する自転車スキーたちの欲求をガッチリ受け止めてくれるsurly。自転車に乗ってあれがしたいこれがしたいこう乗りたいってゆうわがままな要望にもだいたい応えてくれる上にカッコいいからticketでも大人気。
唯一ないと言えばレースバイクがないくらい。でもいらないんですよね、レースバイク。surly選ぶ時点でレースに目は向いてないんで。
そういえば一昨年お店に来てくれた本国スタッフが見せてくれたんだけど、「オレ、surlyのスタッフじゃん?でもトライアスロンやるんだよね!で、これこの前大会出た写真な!」ってエアロヘルメットかぶって、TTハンドルついてるECRでした。何なのこの人たち・・・ってのが正直な感想でしたけど、それもまたsurlyらしいし、surlyを作ってる人たちらしいです。
そんな多方面にぶっ飛ぶつつも、利便性高く、実直なフレームを作り続けてるsurlyの中でも息の長い古参モデルがcrosscheck。
surly定番の4130クロモリの丸パイプ。
太いタイヤを想定したフレームクリアランスとカンチブレーキ台座。
フェンダーやキャリアをつけられる豊富なダボ。
シングルでも多段でも組めるエンドに、ロードハブ、MTBハブどっちも入る132.5mmエンド。
懐深すぎて底が見えないレベルに達してます。
昔からあるモデルですけど、「このフレームは何用です!」ってのがボンヤリしてて見えないのがsurlyのいいところ。それを一番体現してるんじゃないかなと思います。surlyの中で一番お気に入りのモデルです!
そんなcrosscheckの2020年カラーのフレームが届きました。
今回のカラー名は “stoned ground mustard”。
うん毎度よくわからん。マスタードだけはわかった。フレーム見ればわかる。勝手にSGMと呼ぶことにします。
http://ride2rock.jp/products/99938/
surly / crosscheck
price:¥68,000+tax
長年surlyをチェックしてる人なら覚えてるかもしれないこのカラー。実は数年前にシングルスピードフレームsteamrollerでそっくりなカラーがあったんです。その時もボクたちのお気に入りカラーになったし、お店でも人気の出たカラーでした。
食べ物のからし&マスタードはイマイチ苦手なボクですけど、こと自転車に関してはマスタード大好きです。
色の区分で言うと黄色になるんだろうけど、ネオン系やメタリック系のガツンとくるイエローじゃなくて少し黒味を足した落ち着き払った仕上がり。
シルバー、ブラック、どちらの系統で組んでもカッコよく仕上がるカラーなんですよね。
「このカラーは間違いなくカッコいい!歴代でもトップや!」
・・・と、ボクのボスも言ってます。
ホントにトップだと思います。派手な色味とも食い合わないカラーだし、好きにやれちゃいそうです。
特にバーテープなんかはフレームカラーに合わせてとか、落ち着いた感じでなんてオーダーが多いですけど、こいつに限っては全然関係ないカラーをポンっと入れてあげたい気分。
crosscheckはハンドル形状も問わないので使い方に合わせた組み方が難なくできます。
ディスクブレーキ全盛時代に未だカンチ台座のみとゆう割り切りも好感持てますよね!
今回お店には54サイズが入荷しています。
サイズ違いもお取り寄せ可能ですので、カラーにビビっときた方はカスタムも含めて店頭にて色々相談してください。
フレームの見た目は響いたけど、どうゆうに組むのがいいのかわかんないって人はお店で色々聞いてください。お話する中で徐々に自分が自転車に求めているものが見えてくるはずです。
お待ちしてます!