その名の通り、グラベルもグラベル、超ウェットコンディションの中でもひるまずペダリングを続ける人のためのフレーム “STORM CHASER”
700Cでの走行性を担保しつつ目いっぱいまでクリアランスを広げたフレームは太いタイヤのためではなく、泥詰まりを防ぐため。
アンバウンドなどのグラベルレースから未開拓のオフロードまでSALSA独自のフレーム機構 “CLASS5VRS”がもたらす快適性と走行性はアナタに新しい自転車の楽しみをあたえT・・・
とゆうのもホントの話なんだけど、そこまでストイックにライドしなくても超楽しいのがSTORM CHASER。
そもそも軽量なアルミフレームに快適性も合わさって、クロスバイク以上レースバイク未満のみんなが一番欲しているフレームだと思います。
シングルスピードで組めたり、サスペンションフォークやドロッパーシートポストも組み込めたり、実は用途に応じて様々な振り方ができる懐の深いヤツ。
今回はオーナーさんの手持ちパーツも使いつつ、噂のMICROSHIFTの新型コンポを組み込んでど真ん中なグラベルバイクとして組み上げました。
やっぱりSALSAっていいブランドだよなーと思わせてくれる1台です!
https://www.salsacycles.com/bikes/2021_stormchaser_frameset
SALSA / STORM CHASER
SIZE:52.5
SALSAフレームのキモ “CLASS 5 VRS”ってこんなヤツ→ CLICK ! !
実はかなりいい感じのMICROSHIFT “SWORD”
昔のMICROSHIFTって言うと「あーSHIMANO互換の安いコンポね」って言われることが多かったんです。
まぁ実際そうだったし、完成車によくついているメーカーではありました。
TICKETとしてはSHIMANO互換、しかもSHIMANOではラインナップしていない変速レバー形状があるので度々お世話になってきたメーカーさん。
ALFINE用のドロップハンドルレバーはその最たる例。
そんな陰からボクたちを助けてくれていたMICROSHIFTも今はゼロから開発した独自コンポをラインナップしていて、他社に比べてリーズナブルなのは変わっていないとゆうかなりオイシイメーカーになってます。
今回使用した “SWORD”はMICROSHIFTの最新作、グラベルユースに向けたコンポーネント。
変速レバーの押しやすい押しにくいは個人の感覚によるところが多い部分だけど、ボク個人は押しやすいし推しやすい。
ドロップハンドルでも油圧ディスクブレーキ全盛のこの時代に数少ないワイヤー引き、メカニカルディスクが使えるとゆうのも見逃せないポイント。
そう、GROWTACが使えるんですよね。ホントにいいブレーキです。
今回使用したのは1×10のフロントシングル仕様。もちろんフロントダブル仕様もラインナップされてます。
ロードコンポと比べるとトップ側のギア比は落ちますが、よりワイドなギア比を確保できるのでトータルで見るとコンポとしての使い勝手はGOODだし、1xのセットで¥60,000ほどとプライス面も魅力的。
SHIMANO GRXやSRAM、CAMPAGNOLO以外の選択肢としてグラベルやツーリングユースの心強い味方となってくれます!
先にも書きましたが、オーナーさんのストックパーツも一部お預かりして組み込んだですが・・・
STEVE POTTSのサドル・・・!
アツい。