alex moultonのスタンダードモデル “am-20”
alex moultonの中でも特に羨望の的「お城製」
もちろんpashley製もハンドメイドなんですが、モールトン博士のお屋敷内の工房で手作りされているとゆうだけで憧れちゃいますよね。
あと、今回のam-20もそうですが、「ホイールが17インチ」
これはお城製のフレームにしかない設定です。
今回組み上げたフレームもこのお城製の17インチモデル “am-20 mk2”
1983年に登場したamシリーズのスタンダードモデルとして長年ラインナップされている、言わば「一番モールトンらしいモールトン」
この良素材は変にごちゃごちゃさせずにサラっと料理してあげるのが一番カッコいいと思うので
クオリティの高いパーツでシンプルなルックスに仕上げています。
https://www.dynavector.co.jp/am/model/am.php
alex moulton / am-20 mk2
price:¥640,000+tax(フレーム&フォーク)
ホイール:17インチ(ETRTO369)
完成車参考価格:¥800,000+tax
細部にわたる造り込みはさすがのお城製
newseries、am、tsr、sst、どのシリーズもトラス型のフレームなのでパッと見では違いが分かりづらいですが、細部を見ていくと色々と違いがあり、価格の違いに繋がっていることがわかります。
pashley製とお城製のフレームで一番違いがわかるのはこの分割部分ではないでしょうか。
お城製の分割機構は太いシャフトがフレームを貫通していて、分割する際にも抜けない機構になっています。
シートポストは専用品が付属しています。しかもこれもステンレス製。モールトンロゴ入りのヤグラでカッコよさ倍増してます。
amやnew seriesはリアキャリアの台座がそれぞれ設定されているためtsr/sst用の物は取付ができません。それぞれのシリーズ用のものがラインナップされています。お城製フレームに限り、クロモリ製とステンレス製どちらもあります。ちなみにam20用はクロモリ製でも¥70,000+tax。
た・・・たっけぇ・・・
お城製はワイヤーのルーティングも独特。フレームに沿うようにワイヤーが流れていくのですが、ワイヤーの通り道もパイプが設けてあります。特にリアブレーキのワイヤールーティングがボクは好きで、am20はtsrなどと違ってトラスフレームに沿ってワイヤーが通るのでブレーキ上部からワイヤーを取り付けるのでルックスも引き具合もGood。
お城製フレームの納期はだいたい3~6か月程です。
決して安いフレームではありませんが、買い替えるものでもないですし
自転車人生を共にする相棒として永く付き合っていく自転車だと思います。
特異なデザインながらも普遍性のあるモールトンのトラスフレームを是非。