もはや当たり前の存在となったフロントシングル。
カセットスプロケットの枚数が増え、大型化できるようになっていく中で必然的に生まれてきたものですが
リアが多段変速でフロントにチェーンリングが1枚しかない自転車とゆうのは昔からありました。
ここで言うフロントシングルはチェーンの脱落を防止するパーツを使わずに済むチェーンリング「ナローワイド」を使ったもの。
以前だったら結果何も工夫しなくても外れないこともあれば、あれやこれやと知恵を絞って脱落を防いだりもしました。
技術の進化はありがたやですね。
今はこのナローワイドのおかげでフロントのチェーン脱落はなくなりました(ほぼ。
でもナローワイドも完全ではない。
何がかと言うと「選べる最大歯数が小さい」
探して見つかってもだいたい50Tあたりが多い。
ホイール径の大きい自転車であればそれで問題なくクリアできるんですが、ことミニベロに関しては
ギア比でスピードと距離を稼ぐのでもう少し大きいものがずっと欲しかったんです。
と、言い続けて早数年・・・
遂に登場しました!
“54T”
このサイズがあればミニベロでも気兼ねなくフロントシングルにできますね。
早速ご注文いただいていたHorizontal451に搭載しました!
http://ebscycle.com/horizontal-451/
e.b.s / horizontal451
price:¥115,500(フレーム&フォーク)
写真の完成車で¥300,000ほど
カラーオーダーは別途アップチャージが必要になります。
このチェーンリングが登場したおかげでミニベロのカスタムの選択肢が
グッと広がった気がしています。
sramのみならず、shimanoコンポでも問題なくフロントシングル化ができる。
これがかなり大きいですね!
選択肢が広がるのはお店にもユーザーさんにも嬉しいポイント。
ミニベロでも巡航速度を保ってガンガン踏みたい人にはsramコンポにこのチェーンリングを使えば
最大ギア比540%までいけます。
ボク?ボクは無理です。
5アームのPCD110クランク用ですので現行のshimanoクランクはほぼ取り付けできませんが
クランクの選択肢は他にもご提案できますのでご安心を。
チェーンリング中心のお話になりましたが、組み上げたhorizontal451自体もブラックとシルバー、それにraw clearのバランスが絶妙なカッコいい1台に仕上がっています。
是非細部まで見てみてくださいね!