スルーアクスル化を果たして
より現代的にブラッシュアップされたstuff。
新機構を搭載したので太くなったごっつくなったなんてこともなく
スタイルは以前と同じでクロモリフレームのほっそりした佇まいを残しているのは
さすがだな、と。
スルーアクスルの恩恵って結構デカいんです。
まずホイールの「よれ」を抑えてくれる。
ダンシングでグっと踏力を入れた時にスルーアクスルの高い剛性のおかげで力が入りやすい。
ザックリ言うとスピードでやすくなる、ザックリ言うと。
あと、ホイールの脱着の簡単さ。
これは輪行派にはかなーーーーーりポイント。
旅先についてホイールをつけて、さぁいくべいや!となった時にブレーキが擦ってる・・・とゆう経験したことある人も多いはず。
ディスクブレーキだと尚のことね。
漕いでる時にシャーシャーとかスンスンって擦れる音がすると小さい音でも案外気になるんですよね。
これをズバッと解決してくれるのがスルーアクスル。
12㎜径の棒をねじ込んでホイールを固定するので左右のズレが出ない!
付け外しをしても毎回同じように取り付けられる。これはデカいですね。
ホイール選択の兼ね合いなんかはありますが、メリット盛りだくさんのスルーアクスルは
今選ぶフレームとしてはおススメな1本。
みんな大好きなロークリアで組んだカッコいい1台が出来上がったんで是非見てやってください。
e.b.s / stuff
price :¥121,000 in tax (frame&fork)
color :raw clear (up to ¥22,000 in tax)
ここでプチ情報なんですが、実はスルーアクスルモデルとなった今でもクイックレバー仕様のフレームは
少量ながら作ってる(作ってくれる)みたい。
載せ替えを検討してて今がクイックだからとか、「オレはワタシは9㎜クイックと心中するんや」とゆう方は
こっちも要検討です。
素材がいいからraw clearも活きる
食べ物屋さんでよくあるじゃないですか、「食材の良さを活かすために味付けや加工は最小限に・・・」みたいな。
raw clearってまさに自転車のそれ。
出来上がったクロモリフレームは熱を入れているので煤や焼き色がそのまんま。
それを磨いて磨いて磨いて・・・研磨研磨研磨・・・
で、出来上がり。
手間はかかってるけど素材の味をそのままご賞味いただけます。
なおカラーを塗装したフレームと違い、経年でフレーム表面に錆が出てまいりますが
これも素材を楽しむ一環となりますので悪しからず。
そりゃそうですよね、鉄だもん。
でもそれがraw clearの楽しみ。
数年乗った後に感じるこれまでの愛車との思い出や歴史が錆となって出てきているんだ。
なんて言うとカッコつけすぎかな。