ミルしたコーヒー豆でも入ってそうな洒落こんだパッケージ。
袋を開けるとそこから出てくるのは・・・
サドルでした!!
BIKEYOKEのレールサスペンションサドル “SAGMA”
PRICE:¥22,500 IN TAX
サドル幅:142mm
“BIKEYOKE”って聞き慣れないブランドだと思いますが、生まれはドイツのパーツブランド
BIKEYOKEを一躍有名にしたのはドロッパーシートポスト “REVIVE”でした、いいドロッパーです。
そのBIKEYOKEが新しく打ち出すのがサドル
注目すべきポイントは2つ。
“座面” と “レール”
座面は”idbeads”と呼ばれる発泡フォームを前面に配置しています。
この素材は「低速反発特性」を持っているそう。
低速反発なので手で押すと少し固く感じますがペダリングのパワーでは必要以上にたわまず、
それでいて広めの座面は体重をしっかりと支えてくれる構造。
ベースとなる裏面のシェルはカーボンで補強されたナイロン製。
座面をフカフカにした廉価なサドルは一見、乗り心地はいいように感じますが
座面が分厚く柔らかい、その上シェルも柔らかいのでペダリングのパワーをロスしてしまいます。
日常使いのママチャリならそれでも気にすることはないんですが、
ロングライドを楽しむ自転車ではそのロスは致命傷。
SAGMAは快適性と適度な剛性がちょうどいい塩梅に調整されています。
この座面だけでも「ロングライドでお尻がーーー!」とゆう方におススメしたいくらいです。
SAGMAもう一つのポイントが「レール」
このレール、特許を取得した独創的な機構。
百聞はなんとやらなのでこちらをどうぞ↓
そう、分解可能なサドルレールにエラストマーが封入されていてマイクロサスペンションとして機能するんです。
スケボーのトラックに入っているエラストマーと同じような動きをしてますね。
動画の冒頭にありましたが、ヴァイブレーション(振動)にもインパクト(衝撃)にも対応するので
小さく細かい動きも大きく一回動くのもどちらにも作用するつくり。
MTBやグラベルライドは言うまでもなくですが、オンロードでの使用でも効果抜群。
道路の整備状況がかなりいいであろう日本であっても
アスファルトがツルツルピカピカなことはまぁありませんよね。
地面から来る微細な振動をこのレール基部で吸うことで格段にペダリングフィールが良くなります。
最初はR(レギュラー)が取り付けてありますが、S(ソフト)とH(ハード)が付属しますので
乗りながら好みに合わせて交換が可能です。
タイヤで吸って
フレームで吸って
最後にサドルで吸う。
アナタのお尻を守る上に走りやすくもなるSAGMA。
今、おススメのサドルです。