ドロップハンドルを見ると「速く走る自転車だっ!」と思いがち。
わかる、わかるよ、ボクもそうだったしみんなもそうだったはず。
でも今日日、ドロップハンドルってやつは幅広く進化してて、それだけじゃあなくなってる。
ひと昔前ならツーリングバイク、今ならグラベルバイクでは
ドロップハンドルでもロードレーサーのような前傾姿勢をとらずにドロップハンドルを使うことが多いんですよね。
今回組み込んだのはDIXNAの銘品 “BANDY”の進化版 “BANDYⅡ”
今でこそレースシーンでも見かけるようになった「ショートリーチ+ちょい末広がり」の先駆者的ハンドル。
さすがボクらの東京サンエス、先見の明すぎる。
さて。
速く走るためではないのに何故ドロップハンドルをつけるのか。
ざっくり言えば「疲れにくい」「ペダリングしやすい」
そのメリットを受けつつ、初めての人でも怖くないポジションで乗れるように組んであげると
「うっほぉあおーーーーチャリンコたのしぃぁぁいいいいいい」と、途端に自転車スキーなれるわけです。(ボクの経験談)
「長い距離は走りたいけど、別にスピード走行じゃない、むしろガンガン漕ぎたくない」とゆう
ボクみたいな人にもドロップハンドルはおススメ。
今回のVOKKAはそんなゆったりまったりだらだらライドにフォーカスした1台。
E.B.S / VOKKA
PRICE:¥132,000 IN TAX(FRAME&FORK)
ゆったりまったりだらだらライド特化型
VOKKAはMTB寄りなフレームなので、フロントは最大36T。
もうこの時点でかっ飛ばす気はない。
そこにSHIMANO “GRX” のなっがいリアディレイラーをつけて、カセットは11-40T。
甲州街道であろうと、目黒通りであろうと、246であろうと速度はあくまで自分が楽しく漕げる範囲内。
周りのかっ飛ばす人と競争するんじゃなくて、あーこんなお店あったんだーくらいの余裕のあるライド。
あー今から仕事かー・・・
あー仕事疲れたー・・・
の中で走る通勤ライドを少しでも楽しい時間にしてくれる自転車、そんなテーマで組んだVOKKAです。
SKSのフェンダーにPANARACER “GRAVELKING”、MKSペダルと街中ライド界の重鎮にもご参加いただいた快適さ全振り自転車。
これがあれば通勤の20㎞はもはや「楽しい」の域。
<7/18追記>
ご納車の際に実使用に便利なアイテムを追加して少しアップデートしました!
通勤時の天候変化に備えるためにレインウェアを常備するとゆうオーナーさん。
ハンドル?フレーム?サドル?パニア?・・・
レインウェア + チェーンロックが収まるくらいのちょうどよさと他のアクセサリーを除外しない位置。
それでいてカッコいい・・・
・・・ここだっ!!
ORTLIBE / FORK PACK 4.1
PRICE:¥11,000 IN TAX
安心のORTLIEBなので防水性は文句なし。容量も十分。しかもワンタッチで取り外し可能。
色々便利なアイテムが増えて、ハンドル周りだけじゃなくてフレームの色んな場所が混雑しがちな昨今。
残された最後のフロンティアは・・・「フロントフォーク」
E.B.S “VOKKA”は用途に合わせて使い分けてもらえる自転車なので、スタンドの取り付けも容易。
ここだけはSURLYやKONA、SALSAに勝る部分だと思います!地味だけど効果は絶大!これはポイント高い!