いくらALEX MOULTONのフレームが時代を超越したデザインを持っていようと
自転車であることには変わりありません。
MOULTON然り、長年使える」と言われる自転車たちであっても
それは「適切なメンテナンスがされている」ありき。
気に入って買った愛車ですからメンテナンスしながら長い間乗ってもらいたいとゆうのが
自転車屋の基本的な想い。
特MOULTONに関しては購入する際の額も額ですし、MOULTON博士の設計したスペースフレームは
流行り廃りの潮流とは一線を画すタイムレスなデザイン。
その走行性とデザイン性は新しい古いに影響されないものだからこそ、長年乗りたいですよね。
今回オーバーホールとしてお預かりしたのは1990年台後半くらいのものであろう “AM-GT”
フロントフォークとシートチューブの塗り分けがされていたり、
リアのラバーコーンがハイドロエラスティックではなく、ソリッドラバーコーンだったりと
現行のGT-Mk3のご先祖さまに当たる1台。
オーナーさんが大事にされてきた1台ですが、年数も経ち各所のパーツに痛みが出ていたので
フレームのクリーニングと併せて消耗部品を交換させていただきました。
<オーバーホール作業>
・前後タイヤ/チューブ交換
・チェーン交換
・ワイヤー/アウター交換
・各所ベアリングのグリスアップ/玉当たり調整
・サスペンション消耗部品の交換
・ラバーコーンの交換
・各所クリーニング
※O.H.をご依頼いただいた際のお預かり期間は概ね10日ほどとなります。
※金額は車種や作業内容によって変わりますので店頭にてご相談ください。