シルバーとブラックのバランス
メーカー完成車ではあまり見かけないraw clear。
完成したフレームに仕上げの磨き加工を加えた後に塗装をせずにクリアコートのみを施すのがraw clearの特徴。
パイプの種類はもちろん、同じパイプを使ったフレームでも2本と同じものがないそれぞれの表情があるのがおもしろいところで、使い続けることでパイプの変化も目に見えるので経年で見た目が変わってくるのもraw clearならではのおもしろみではないでしょうか。
raw clearのフレームを作ると塗装したものとは違う、磨きを入れた独特なシルバーの風合いになるのですが、ここで悩ましいのが組み付けるパーツ。
シルバーのフレームだし、シルバーパーツで固めるぜ!
・・・と、なりがちですが、ちょっと待って!
フレームもシルバー系、パーツも全部シルバー系で組み上げるとパイプの表情が楽しめるせっかくのraw clearのフレームが目立たなくなってしまい、全体的にボンヤリした印象になってしまいます。
一度フレームを酸化させて仕上げるパーカー処理を施したraw clearは黒ずんだ仕上がりになるのでシルバーパーツで固めてもうまくキマるんですが、通常のraw clearはシルバーにブラック、ワンポイントでカラー物を入れてあげたりするのがおススメ。
パーツ単品のカッコよさだけではなく、自転車として完成した時のイメージを持ってパーツチョイスしてあげたいところです。
とは言え、いきなり「想像するんだ!」と言われても完成しないことにはイメージなんか沸かないよ!とゆう方も多いと思いますのでお店で色々相談してください。
http://ebscycle.com/horizontal-451/
e.b.s / horizontal451
price:¥86,000+tax(フレーム&フォーク)
ホイールサイズ:20インチ(ETRTO451)
カラーオーダー:¥12,000+tax(単色)
raw clear仕上げ:¥20,000+tax