雨の日はもちろん、晴れの日や雨上がりとか、フェンダーが欲しいシチュエーションって意外と多い自転車。
お休みの日に天気予報に従って乗る趣味の自転車なら必要ないかもしれないけど
日常の脚として乗っていると、「あーフェンダーがあればー」なんて場面に必ず遭遇します。
お天道様ってのは案外きまぐれに雨降らせてくるし。
工事現場の前って粉塵対策とか掃除で大量に水が撒かれてたりするし。
レーシングジャージなら汚れても何とも思わない、とゆうか汚れる前提で着てるからいいんだけど
普段着だとそうはいかないし、おめかししてた日には現地について背中とかパンツの内側に汚れが飛んでたら
それこそorzな姿勢になっちゃう。
じゃあみんなフェンダーつけりゃええやん!
・・・といかないのが自転車スキーの難しいところ。
なんせ付けてカッコ悪くなったらイヤだし!
そうですよね。
そんな相反する要望に応えるべく日々自転車屋さんは頭を捻っております。
今回は店頭販売用のstuffに追加でフェンダーを取り付けてみました。
フェンダーとの相性を考えてタイヤも交換しました。
これを見た誰かへの100点解答になれたらいいなと思いつつ・・・
e.b.s / stuff
price:¥231,000 in tax
size:M
※ペダルなし
意外と少ないショートフェンダー
ママチャリについているようなタイヤ上部をガバっと全部覆ってしまうフェンダーを
自転車屋ではフルフェンダーと呼んでいます。
フルフェンダーは名前の通り、「フル」
フル〇〇って名前で弱いのなんてフルフルくらいのもんです。
タイヤをしっかり覆うのでタイヤが撒きあげた水分や埃などをしっかりガードしてくれます。
欠点を言うなら「やぼったくなる」(もちろんそうじゃないものもありますけど)
そこで今回つけたのが少し短いショートフェンダー。
どうでしょう?フルフェンダーよりスッキリじゃないですか?
防御力はフルフェンダーには劣るけど、フェンダーとしての機能は十分あるので
晴れの日ありきだけど、有事に備えて!みたいな方には選択肢としておススメしたいフェンダーです。
取り付け金具(写真の銀色の棒)も相対的に短くなるので、これも見た目のスッキリに貢献してくれますね。
フェンダーをつける際に注意したい点がタイヤのサイズ(横幅)
例えば、「このフレームは最大40Cまで履けますよ!」とカタログ記載があったとしても
フェンダーに関する特記事項がない限りはフェンダーをつけると設計上の最大サイズのタイヤは入らなくなります。
なぜか?
答えは単純
「フレームとタイヤの隙間にフェンダーが入るのでその分の隙間が必要だから」
e.b.s / stuffは700x42cまで入るように設計されてますけど、フェンダーをつけると42cは入りません。
どんなフェンダーをつけて、どんなタイヤを入れるかで限界値は変わってくるんですけど
今回交換したタイヤは700×33.3c。
写真で見ても隙間が結構ギリギリなのがわかります。
タイヤによっては35cもいける(かもしれない)。
色々制約の多いフェンダーだけど、あると自転車生活が少し幸せになります。
e.b.sやsurlyは概ねどれもフェンダーの取り付け可能なのでフェンダーありで組みたい場合は
是非店頭でご相談ください。
フェンダー好きが真剣に考えます、似合うやつ。