見た目以上に痛んでる
自転車は外で使うものなのでだれだけ愛情を持って接してあげても痛みは必ず発生します。
タイヤやチェーン、サドル、グリップなど一般的な消耗部品はもちろんのこと、実は塗装も。
TICKETで多数取り扱いしている「クロモリフレーム」とゆうやつは簡単に言えば、「鉄」。
鉄って錆びやすいってゆうのは誰しも感覚的に分かるかなと思いますが、しっかり塗装を施してあっても鉄に限らず金属と錆は切っても切れない関係。
フレームパイプも長年使うと塗装しているので見えていないだけで錆びてきます。
塗装が剥がれるような傷が入っていた場合はさらに錆びます。
買い替えとゆうのももちろん選択肢に入るわけですが、EBSなど自分の好みの仕様やカラーでオーダーして作り長年相棒として乗ってると愛着も湧いてくるもの。
そこで、「フレームの再塗装」
現在塗っている塗料を全て剥がして、塗装面の下に巣くう錆をキレイに除去して再塗装。
大きい傷があった場合は補修も併せて行います。
永遠に乗れるとは言いませんが、寿命の長いクロモリフレームでは特に塗り替えの価値は高いと思います。
現在のカラーをそのまま塗り直してもいいですし、思い切って全然違うカラーにするのもOK。
商売柄、新車のご購入はもちろん嬉しいんですが、「気に入ったものを大事に使う」とゆうマインドも同じくらい嬉しいです。
今回は長年、本当に長年大事に使っていただいているEBS “FLORTS”を再塗装&オーバーホールしました。
<再塗装について>
剥離及び再塗装の料金についてはフレーム形状やコンディション、塗装方法によって変わります。
ALEX MOULTONなど形状が複雑なフレームや折り畳み自転車などフレームが数点に分かれるものは価格が高めになります。
実車を拝見して、ある程度のお見積もりをしますので再塗装については実車をお持ち込みの上、ご相談ください。
ところでこのFLORT
よぉーーーく見てもらうとリアブレーキアウターが外通しになってます。
ボクがTICKETに入った2013?14?当時で既にフレーム内装だったんで、このFLORT451Sは相当なレジェンドだと思われます。
これだけ長年大事に使っていただいて、ここからまたオーナーさんと共に走り回ってくれると思うと
車体の組立整備を行った自転車屋としては嬉しい限りです。