fシリーズのディスクブレーキモデルが入荷しました。
MTBは言うまでも無く、ロードバイク界隈から日常使いのクロスバイクまで広く普及しているディスクブレーキ。
ディスクブレーキに残された最後のフロンティアは「ミニベロ」ではなかろうかと。
とは言うもののディスクブレーキ搭載モデルが増えてこないこの現状。ハイエンドなミニベロには搭載されているものもあるにはあるんですが、日常使いからフィットネスを目的とするクロスバイクなんかに比べるとまだまだ少ないんです。
コスト増による完成車価格の上昇、そもそもミニベロにディスクブレーキがいるのか。などなど理由は色々とありそうですが、そんな中ticketに珍しいkhsが届いています。
https://www.khsjapan.com/products/index-folding.php
khs / f-20sx
price:¥120,000+tax
ホイールサイズ:20インチ(ETRTO406)
ディスクブレーキホイールのため組み替えれば451もいけるかと思いましたがクリアランス不足のためホイールのサイズアップはできません。残念です!
要所におもしろいポイントが・・・
折り畳み自転車だとゆうのはいつも書いているので違った角度からこのsxのおもしろみを探ってみましょう。
普段在庫している20rや20rcと比べるとなかなかおもしろい1台ですよ。
1x10の変速を採用しているsx。RDとシフターはmicro shift。この辺はkhsの定番。変速性能も十分です。
写真にチラッと写っているんですが、フロントのチェーンリングにガードがいません。チェーンを抑えるウォッチャーもいません。
でもチェーンは外れません。
そう、つまり、「ナローワイド」なんです。変なところに力入ってますね・・・大好きですけどそうゆうこと。
特に表記はないけどナローワイドだしきっと11速も大丈夫でしょう。ホイールと組み替えて11速化するのもおもしろそう。もちろん12速でも。
ただしこのフレームにはsoft tailが搭載されていないのであまりに軽量なホイールに細いタイヤはおススメしません。クロモリフレームが逃がしてくれる部分はあるけど結構下から突き上げが来ると思います。
地味な部分だけど、ディスクブレーキがavid “bb7”
ここは凄くポジティブな部分で、調整も取りやすいし動きもいい上位グレードが付いているのはお店もユーザーさんも安心できるポイント。
ローターが140㎜じゃなくて160㎜なのはまぁたぶんフォークの新規設定とかの大人の事情。
ローターが大きいってことはよく効くってことなんですけど、ハードブレーキニングには気を付けましょう。タイヤをロックさせちゃうと白線なんかで滑って転んでケガの元です。
いつものkhsと違って、随分フワッとしたコンセプトだなーと思いますが
折り畳み自転車ってストイックに乗るよりも自分のペースで乗る方が楽しいですよね。
自分好みの自転車にカスタムして文字通りフワッと楽しむのが吉ではないでしょうか。