ibis cyclesと聞いてピンとくる人の方が少ないでしょうが「アイビス」と読みます。
ボクの覚えてる範囲ではかなり昔からカーボンのフルサスMTBがあった印象。ブライアン・ロープスが乗ってたのをよく覚えてます。GTの4xフレームのlopes55に乗ったロープスさんを見てからMTBにドップリハマったボクのヒーロー。
そんなibisですが最近ラインナップを逐一追ってはいかなかったんですが作ってたんですね、グラベルフレーム。santacruzやninerなんかもグラベルフレームを作ってますしMTB側からのアプローチもしやすいんでしょう。
ibisが作っているグラベルフレーム、その名もhakka。
フレームはもちろんフルカーボン、フォークは塗装されてますがenve製cxフォークが純正装備です。
シートステーの接続位置を下げたコンパクトなリア三角など昨今のロードバイクのトレンドの香りもちらほらしていますがトップチューブとダウンチューブはオーソドックスな丸型。ダウンチューブもかなり大径ですが乗り心地は至って優しい乗り心地。カーボンバイクが初めての方にも安心しておススメできるかなってフレームです。
https://www.ibiscycles.com/bikes/hakka-mx
ibis cycles / hakka mx
price:¥265,000+tax(フレーム&フォーク)
ホイール:650b or 700c
XTとultegraとGRX、色々混ざってるけどdi2だから平気
以前組み上げた時はultegra di2にリア周りをXTで仕上げてご納車したんですが、shimanoから登場したグラベルコンポGRXの油圧サブブレーキレバーを追加しました。
これ登場以来気になってたんですがなかなか手にする機会がなかったんで僕らも興味津々で組付けました。
結論から言います、「いいです、よいものです」。
ただいつ何時でも使うものではないのは覚えておきましょう、キチっと効きますけどあくまで「サブ」ですから。例えばバイクパッキングをフル装備したバイクで走る際は距離も伸びてくるとフラット部分を持って走りたくもなります。そんな時のブレーキングでいちいちブラケットまで手を伸ばすのは結構面倒なんですよね。このレバーがついてればそんな煩わしさもなくブレーキングできます。
で、この自転車はさらにそこで変速操作もできるサテライトスイッチも取り付けてあるので至れり尽くせりの快適仕様。コンポをロードとMTBで混ぜたりもdi2だからできるギミック。di2は導入費用こそ高いですが一回使っちゃうと離れられない魅力満載です。
- grx 油圧サブブレーキレバー
- 独特な油圧ホースの取り回し
- サテライトスイッチも凄く便利
- XT 11速 リアディレイラー&スプロケット
フェンダーも付けられる拡張性
このhakkaの一番カッコいい部分はどこでしょう?カラー、フレームワーク、チュービング、enveのフォーク。目が行くポイントは人それぞれでしょうし、そもそも全てがカッコいいんですが僕が一番気に入ってるのはリアのフェンダー用ダボ。
ビフ・タネン、まさにビフ・タネン!
USブランドならではのこうゆう遊び心は大好物です。
ビフ・タネンがわからない人はバックトゥーザフューチャーを見てくださいね。
- 太いタイヤを入れる場合は取り外し可能です
- かなりのクリアランスがあるのでフェンダーも楽々
- 700cなら40cまで
- 650bなら2.1まで入ります
- enveロゴは内側に控えめに
- ブレーキホースは外装なので整備性に優れています
- とあるグラベルイベントのウィナーのようです
- リアブレーキホースとシフト関係は内装
- ここはバッテリーマウントではなく組み立て作業用
- かなり強くアシンメトリー化したチェーンステーがカッコいい!
- SPDペダルの定番、安定のXTR
- 一度座るともうこれしかない!となる人続出のselle smp
- ホイールはfulcrum
- 少し変わったBB規格してます