モデルが増えすぎて、各フレームの特色がわかりづらくなってきていたsurlyさん。
COVID-19の影響で生産がうまく回らない中で生産数の少なくなっているモデルや市場のパーツラインナップとの兼ね合いが悪いものなどがカタログ落ちしました。
トリガーになったのがウィルスってのは幾分いただけないけど、
ボクはいいタイミングだし、いいことだなと思ってます。
ユーザーさんも選びやすいし、メーカーも生産など諸々対応しやすくなるし。
そんな中、krampusはラインナップに残りました。
むしろ残ってもらわないと困りますよね!こんなにカッコいいんだし!
フレームをオーダーして、密かにパーツを集めてあったんで、届いたフレームを早速組み上げました。
もちろん
シングルスピードで。
https://surlybikes.com/bikes/krampus
surly / krampus
price:¥129,800 in tax(frame&fork)
完成車価格:¥319,000 in tax
size:M
あえて、シングルスピード
Q:シングルスピードって変速ないんですよね?
A:はい、ございません
Q:遅くないですか?
A:求めるスピードは十分に出ますよ。
Q:でもタイヤ凄く太いですけど?
A:そもそもスピード求めてませんので。
Q:シングルスピードのメリットって何ですか?
A:変速機がございませんので故障に強いです。
Q:後から変速つけれますか?
A:フレーム自体は対応していますが、今回の自転車に限っては対応できません。シングル用の割り切った仕様です。
Q:いわゆる「ピストバイク」とは違うんですか?
A:固定ギアではありません。ペダルは後ろに回せば空転します。至って普通の自転車です。
Q:最近シングルばっかり組んでますけどやっぱりパーツが手に入らないから?
A:そこを否定はしませんが、根っこは僕たちがシングルスピードが好き。これに尽きます。
Q:なんでそこまで・・・
A:カッコええやん!!!
とゆう質疑応答を・・・ボクの脳内でしました。
確かにkrampusはマウンテンバイクフレームだし、使うタイヤも29インチの太いタイヤ。
これよりも走りやすいフレームはsurlyにもあるんです、stragglerとかsteamrollerとか。
でもそうじゃない部分。
「スタイル」です。
長距離も走らない。スピードも求めてない。カッコよく走りたい。
こと、「街乗り」として考えた時に一番大事になってくるのは何かって言うとやっぱり「見た目」。
どうせ乗るならカッコいいほうがいいに決まってますから!
とは言え・・・
せっかくお店用に組むのにそれだけもつまんないかな?・・・
思い立ったボクたちは今回はパーツの方向性をいつもと少し変えてみました。
ハンドルバー/ステム/シートポストはsurlyの兄弟ブランドでもある “whisky parts”
salsaやall-cityのハイエンドな完成車でも使用されることのあるブランド。
ハンドルなんかをどうしようかなーと思案していた時にふと出会ってしまった今回のパーツたち。
まさに一目ぼれ。
一度燃え上がった炎は鎮火するわけもなく、ハンドルとシートポストはカーボンにしちゃいました。
このデカデカと入るロゴ。卑怯ですよねーカッコいいですよねー。
クロモリフレームにデカいロゴはあまり好みじゃないんですけど、ハンドルとシートポストは別件バウアー。
フレームともいいバランスでマッチしてくれます。
ここまでやったらいっそこっちもやっとくしかないな!の流れです。
リムはraceface “ar35” タイヤはteravail “coronado 29×2.8”
街乗りの延長線上でそのまま未舗装路も走ってもらってバッチリOK。
もちろん、環境がある方やお好きな方は是非トレイルにも連れ出してあげてください。
いやいやシングルではちょっと・・・と思うでしょう。
はい確かにそうです。
もちろん楽なのは変速あり、これは間違いない事実。
ダートジャンプだけじゃなく、トレイルやDHもシングルで走ってたボクが補償します。
メチャクチャ楽しいです。