新下関から新幹線に乗って広島まで1時間もかからずに到着。約200kmの距離は電車だとあっという間だ。広島に住む友人Jとは2年ぶりの再会。2014年にしまなみ海道をポーランド人の友達と走りに行ったついでに、広島まで足を伸ばしたんだった。
突然の訪問+幼子2人で忙しく、とりあえず『米が食べたい!』というリクエストに応えてもらって、ひたすら米を食べる食べる。温かい米。『明日何したい?』と訊かれたので、
私『広島市内、自転車で回りたいけど大雨だしなぁ。。。』
友人J『岩国行く?車出すよ。』
私『OH YAMAGUCHI!!!』
友人J『そうそう。』
私『戻りたい。戻りたいよ。。。』
友人J『やっぱり広島県じゃ駄目なんだ。』
私『うん、ごめん。もう一度、山口県に戻りたい。』
ということで、翌日雨の中、友人J、Jのお姉さん、幼子2人の5人で50kmの道のりを、西に向かった。
今回の旅では、山口県の右半分は放棄してしまった。メインは西側の山口県だったから、岩国や周南に行けないことが残念だったけど、いきなり夢が叶った。それも簡単に。友人J、ありがとよ。日本の三名橋、錦帯橋をみる前に、『山賊』に連れて行ってくれるという。みんなして『山賊、山賊』とうるさい。爆睡して目を覚ますと、タイムスリップしたような場所で、のぼりと提灯がわんさかと飾られていて、小川と屋台、野外席と城がある。食べるのは城の中。恐るべし、山口県。スケールが違う。暴れる幼子に、普通の3倍の大きさがあるおむすびと名物山賊焼き(若鶏の炭火焼)を食べさせ、自分は山女茶そば。その後に敷地内を散歩して、いざ錦帯橋へ。
想像していたよりも、風情があって、傾斜もあって、川では山女?釣りしてる人もいて、反対側に山もあり、なんだかスゴくいい。じ~んといい。これだけ天気が悪くても感動してしまうということは、晴れた日にでも来ようものなら感動は10倍かも、また来なきゃと思いながら、またもや裸足で歩く。その土地、その場所を直で感じたい時、靴を濡らしたくない時、面倒くさい時、滑りそうな時、もしくは芝生であれば、基本裸足だ。(裸足では飛行機に搭乗できないので気をつけてね)桜の季節も度肝を抜かれるほど美しそうだし、雪の錦帯橋もいいだろう。何度山口県に運べばいいんだ?
山口県に戻ってこられて、この上なく幸せ。
しかし、何日待っても大荒れ天気予報だったんで、今回はここでおさらば。
また来るさ、山口。だって、これだけ沢山の人に優しくしてもらって恩返ししないとだし、台風で絶景みれてないし、半分しか回ってないし、いつまでも、いつまでも聖地であり続けるだろうからさ。
山賊で、巨大なおむすびを頬張るアセナさんとアキリス
山賊焼きにかぶりつき、ハイになるアシナさん
全くイメージ湧いてなかった錦帯橋。目の前にし感動。天空都市マチュピチュよりいいぞ!
雨の中、釣り。赴きある。
私と子供たちははしゃぐ、はしゃぐ。
やはり、裸足になってはしゃぐ。山口県を直に感じねば!
おいでませ、山口
http://www.oidemase.or.jp/about-yamaguchi/tourism
私が行ったのは、山賊 玖珂店
http://www.irori-sanzoku.co.jp/omise/