藤を堪能した後は、妙青寺と松尾神社を散策し、麓にあったケーキ屋さんガルメンに飛び込む。閉店ギリギリだったけど、オーナー兼パティシエさんが快くOKしてくれた。きくところによると、有光さんは福岡で修行した後に地元に戻って来たUターン組で、小さい頃からの夢だったケーキ屋さんを川棚温泉に最近オープンさせたそう。おすすめで大好物のロールケーキを食べてまったりしてから、玉椿旅館に戻って入湯。一人のんびりお湯につかって、これからの聖地旅をあれやこれやと想像しニヤニヤする。こういう時間は、よだれ垂れますよ、本当に。
テントを張れるだろう場所を女将のYちゃんが見せてくれると言うのでついていくと、原っぱか駐車場のチョイスがあった。『駐車場だったら私がアトリエとして使ってるアパートのトイレ使ってね』と言われ、覗いてみるとかわいらしくて快適なお部屋。『ここで寝てもいいけど、テントが好きなんだよね?』『いや、ここで寝たいです!』と即答し、初日はテント泊をあっさりギブアップ。2週間ある旅で疲れが溜まるだろうと判断し、お言葉に甘えてしまったよ。
夕食は、おばあちゃんが作ってくれたおにぎりと、去年、山口県の千畳敷でバイカーの一人0(オー)さんに教わったジャガリコマッシュを食べる。0さんがジャガリコにお湯を注いでるのをみて『日本人、やること半端ない。そして美味しい!』と度肝を抜かれた&感動したのだった。それを再度、山口県で再現したかった。
Yちゃんのアトリエでマットを膨らまし、寝袋をかける。『川棚温泉は源泉掛け流しなんで、5月頭でも蚊が結構出るのよね~。』と言われていた通り、寝ている間にボッコボコにされました。やはり、寝不足はつきものだね。
松尾神社をぐるっと一周。つつじと藤が美しい季節だったな。
あんこは苦手だけど、ロールケーキ(バームクーヘンも)大好き。有光さん、ごちそうさま!
Yちゃんのアトリエ、とっちらかしました。
今回は、イギリスから大量に持ち帰ったTea Bagsも持参。お湯さえあればどこでも、お気に入り紅茶が飲めてリラックスできるもんね。
そして、日本を代表する食べ物『ジャガマッシュ』。イギリスに住んでる時でさえ、マッシュポテトあまり食べないのに、日本で旅すると食べちゃうね。
蚊と格闘した翌朝。完全寝不足で目を覚ます。