角島に着く手前の小話。
栗野駅近くにあった、だるま堂でお世話になった。これまたビチャビチャで店内に入り、普段あまり食べることのない和菓子に引き寄せられた。だるま最中と青海苔羊羹を購入。甘いものを身体が欲しているせいか、いくつも食べれる。その度にサービスで付いてくるお茶を何杯おかわりしたことか。そして、私が座っていた赤い毛氈とトイレまで歩いたところが、お漏らししたように水浸しにしてしまった。ごめんなさい。
寛大に私を受け入れてくれた山口県民よ、ありがとう。そして、最中も羊羹も大変美味しゅうございました。
http://www.darumado.jp/index.html
全く角島の絶景をみれずに、下関市に向かうことにした。台風まっただ中。へんてこ地名発見。特牛とかいて『コットイ』と読むんじゃ~???!と、毎回サインが出てくるたびに叫ぶ。特別な牛で『コットイ』。山口県民、説明して欲しい。
とにかく台風の中、走れるところまで走ろうと決めた。北浦街道を南下していって長門二見まで来ると、山陰本線が走っているので安心&心強い。海岸沿いにレストラン・シーフレンズ・ふたみを発見。なんだか、美味しそうなサザエ飯なるものが目についたので、またもやビチャビチャなまま入店。服を着たままお風呂に浸かって出てきたと言っても過言ではないなぬれ方だ。私をみるなり、山口県の漁業協会タオルを2枚くれた。元々このレストランは漁家女性で結成され、漁師弁当や地元の水産物の加工直売店だったらしいく、レストランとして今年の夏にオープンしたんだそう。間違いなく美味しいに違いない。当然、サザエ飯と鯵のさしみなど注文。10月で台風だけれど、気温は低くなく、しかしずぶ濡れな私にクーラーはきつい。靴下をトイレでしぼり、タオルで頭と体を拭いて、舌鼓をうつ。山口県に来てから、外では食べているが外食は久しぶり。ありがとう、漁家女性の皆さん。
長門二見から南にニ駅目、湯玉駅で雨宿りがてら時刻表をチェック。ギャッ。下関まで行く電車は4時間後!田舎、怖い!4時間って何じゃい。自転車で行った方が確実に早い。早いというか、4時間も待ってられるか。心の支えとなっていた山陰本線に裏切られたかんじだ。
とにかく、下関まで行ってやる。
これ以外にお持ち帰りでサザエ飯を購入。こういうお店って、本当にありがたい。
http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/201607/034586.html
スミマセン。台風でカメラを取り出ださず、青海島ー下関間の写真がほとんどないです。
この写真は秋吉台カルスト大地で撮ったもの。バームクーヘンと友人iのお母さんから頂いた、庭で穫れたブルーベリー。ブルーベリー好きとしては、たまらない贈り物。熊のようにむしゃむしゃ頬張った。