この夏は新型が目白押し。
SHIMANO、夏のコンポ祭!!
・・・ポイント貯めてお皿がもらえたりはしませんが、SHIMANOから矢継ぎ早に新型がリリースされました。
しばらく静かだったSHIMANOのMTBがここに来ての反転攻勢。
規格を揃えて一気に3グレードをモデルチェンジして、完全ワイヤレスの電動変速にアップデートされました。
現物を見にSHIMANOを取り扱う問屋さんのオフィスへお邪魔してきたんで、簡単にまとめときます↓
XTR(M9200)
ワイヤレス変速となったことで複雑化するフレーム構造にもバッチリ対応できるようになったSHIMANOの新型たち。
XTRは細かいまで造り込まれた、まさにトップグレード。
個人的には指がかかりやすいように少しだけ上向きに反っているブレーキレバーが気に入りました。
XT(M8200)&GRX(RX825)
セカンドグレードのXTはXTRを踏襲しつつ、売価を抑えたベストバイな立ち位置。昔から「憧れのXTR、実用性のXT」だと個人的には思ってるんで、今回もお客さんに薦めるのはきっとXTになると思ってます。
で、このタイミングで発表されたGRXの1×12のDi2(電動変速)。
なぜ?と思ったら1xは新型のXTのリアディレイラーと同構造を採用したからだそう。
これでGRX Di2も出揃いました。
GRXはホントにSTIレバーが握りやすいんですよ・・・ブラケットの手の収まりもいいし、ブレーキレバーも滑らないし。
自分の自転車ならULTEGRA Di2で組んでもSTIはGRXにするだろうなってくらいお気に入りですし、おススメです。
XTR、XT、DEOREの3グレードが今回モデルチェンジしたんだけど、今回見ることができたのは2グレード。
DEOREはまだ先になるみたいです。ベースグレードでもワイヤレス変速、これも楽しみですね。

・・・あれ?・・・SLXどうなるんだろう?・・・
大本命のQ’AUTO
今回の一番のお楽しみはやっぱり”Q’AUTO”
街乗りのコミューターには無敵じゃなかろうかと入荷を今か今かと待ってますが、実車に試乗できるとゆうのでもうワックワクで。
NINERのアルミグラベルフレーム “RLT9″で組まれてました。このフレーム自体も軽くておススメです。(¥214,500 IN TAX)
実際に乗った感想としては
「コイツぁいいぜ!!」
既に多くの方が試乗した後だったのでシステムがしっかりとお勉強しているようで、漕ぎ出しからスピードに合わせてスムーズに変速していく感覚でした。
変速の静かさと衝撃をなくすことに注力したとの話でしたが、これは確かに実感できました。
「ガチャンガチャン」とゆう機械音が少なく自動で変速していくので、細やかな変速操作が億劫に感じてしまう街乗り自転車ほどその恩恵は大きいんじゃなかろうかと思います。

ボクも欲しい。マジで欲しい。
乗り出しからしばらくはマニュアル操作が必要になります。(操作しなくてもオート変速しますが学習機能が働かないのでマニュアル推奨)
ある程度ライドして自分の好みと合ってきたな~と感じたらシフトレバーを外してもOK。
実際に乗った感じでは、シフターは外さずに残しておいて、街乗りの際はオート変速を基本にしつつ、急な坂道など状況に合わせて自分でマニュアル操作を挟むのが良さそう。
ハブのラインナップが12x142mmスルーアクスルのみなので、E.B.S “STUFF”や”VOKKA”、SURLY “MIDNIGHTSPECIAL”なんかで組むと楽しい自転車になりそうです。
まだ入荷していないハブも近日中に入荷がスタートするようなので、楽しみな夏になりそうですね!!
もちろんご予約も承っておりますのでお気軽にご相談ください!