surlyのラインナップで特にツーリングにフォーカスしたフレーム “disc trucker”
リムブレーキモデルの”long haul trucker”と共に超長距離ツーリングをする方の強い味方として活躍してきた、この2モデル。
あまりモデルチェンジが多くないsurlyだったんですけど、2021~2022は大幅なラインナップの刷新がありました(今からもあります)
既存モデルを継続しつつ、ヴァージョンアップ版も追加していくもんで
似たようなフレームが増えて、おススメするお店側も選んでもらうユーザーさん側も少なからず困ることがあったのも事実。
このモデルの刷新は非常に良いことだと思います。
さて、そんな中でこのtrucker兄弟はと言うと、long haul truckerは今回でお役御免。時代がディスクブレーキに流れていく中で苦渋の決断ですね。
リムブレーキを好きな方が未だに一定数いるのはsurlyはもちろん、ボクらも承知の上なんだけど
今の市場に流通するパーツを考えるとディスクブレーキの方が組みやすいんです。これは止む無しかな、凄く寂しいけど・・・
disc truckerはラインナップに残ることになり、このタイミングでアップデートが入って生まれ変わりました!
と、言っても文字じゃわかりづらいし、フレームだけ見ても「???」でしょう。
うんうん、そうでしょう。
そうだろうと思って、組みましたよ1台。
こちらお店用に組んだものなんでもちろん販売も可能です。
さぁアップデート箇所を写真と共に見ていきましょう!
https://surlybikes.com/bikes/disc_trucker
price:¥121,000 in tax (frame&fork)
size:52
完成車価格:¥319,000 in tax (ペダルなし)
色々アップデートが入ってますよ
↑ 前後のフレームエンド、つまりホイールの取り付け規格がスルーアクスルになりました。
昨今こっちの規格が当たり前になってきてますが、このスルーアクスルはホント便利。
例えば輪行するシーンでもホイールの取り付けにズレが出ないし、
荷物を満載して走るツーリングバイクの場合は荷物を積んだ状態で走ってもフレームのねじれが抑えられるので
踏んだ力のロスを抑えられたり。
取り付けに工具がいるタイプとそうでないタイプがあるのでお好みで使い分けもOK。
工具なしでホイールを外したい!すっげー楽じゃん!とゆう方はレバー付きのアクスル。
外すことほばないからなー・・・とゆう方は見た目スッキリなレバーなしを。
↑ お次はフラットマウントディスクブレーキへの変更。
これについては「へぇー取り付け規格が変わったんやーふーん」くらいで思っておいてもらって大丈夫です。
パーツをどうのこうの考えるボクらの考えることが増えたくらい。
ディスクブレーキの規格変わったらもうpaulのブレーキ使えないの!?・・・心配しないでください。
ちゃんと出てますよ、フラットマウント用。
↑ 実はフレームジオメトリー(サイズ設計)も少し変わってたりします。
以前に比べてヘッドチューブが伸びてますんで、ハンドルバーの位置を高くしてリラックスポジションを取ろうとしすぎると
間延びしてカッコ悪くなる可能性が・・・
まぁポジションってまず第一なんですけど、見た目も大事なのでその辺の匙加減はお店でご相談で。
↑ これはアッデートポイント・・・ではないけど、新作のライムグリーンカラー。
カッコよすぎ!ホントカッコよすぎ!ボクはめちゃくちゃ気に入りました!
何とか実車と同じ色で写真を撮りたいと、ないスキルの中であれやこれやとやって
ようやくほぼ実物なお色で撮れました。
ブラックパーツが映える素敵カラーです!