KHS + SRAM 1x コンポーネント

KHS

khsのクロモリミニベロフレーム “p-20rc”

khsの折り畳みやミニベロの中でも珍しいフレームセットのラインナップがあるモデルです。

ticketではフレームから組み上げて完成車にしている定番フレーム。

これまではshimano 105で組むことが多かったp-20rcですが、いつも105じゃつまらない。

105はいいコンポーネントなんですが数えきれない台数を組んでいると、ふと何か新しいことがしたくなる。

そこで今回はsramのフロントシングルコンポーネント “1x”で組んでみました。

パーツの整合性は?

ギア比は?

大丈夫です、全てクリアしています。

1xコンポーネントを搭載したp-20rcはこのフレームの新しい可能性を示す1台に仕上がっています。


アメリカンブランドKHSのクロモリミニベロp-20rc sram rival1完成車

https://www.khsjapan.com/products/p-20rc-ff/

khs / p-20rc

price:¥88,000+tax (フレーム&フォーク)

ホイールサイズ:20インチ(ETRTO451)

完成車目安価格:¥220,000+tax~


ギア比問題もご心配なく

ミニベロを組む際に一番気になるのはやはりコンポーネントのギア比。

ホイールが小さい分、ギアレンジに幅を持っておかないとどうしてもトップスピードが足りなくなってきます。

例えば105で組まれたロードバイクの場合、フロントチェーンリングは概ね50x36のコンパクト。

これをミニベロに搭載してしまうとトップ側(重たいほう)が頭打ちになるのが早くなりスピードが出づらくなってしまうんです。

1x11速で組んだ今回のp-20rcはこの問題をどうクリアしたのか。少し数字が出てきますが重要ポイントなので是非ご覧ください。

今回の一番のポイントはリアスプロケットのトップ側(一番小さいギア)が10Tとゆうところ。

ここがギア比に大きく影響してくるんです。普段使用する構成の105との比較で見てみましょう。


<sram rival1 11速>

フロント:50T リア:10-42T

最大ギア比=50÷10=5.00

最小ギア比=50÷42=1.19

<shimano 105 22速>

フロント:53-39T リア:11-28T

最大ギア比=53÷11=4.81

最小ギア比=39÷28=1.39


この様に1xを使ってあげるとギアの枚数はsramの方が少ないにも関わらず幅広いギア比を確保していることがわかります。

22速の方が枚数が多い分有利にも見えますが電卓を叩いてみると実は22速中の9速分は組み合わせ内でほぼ同じギア比になってしまい、実質使えるギアは13枚になります。

つまり2枚分の違いしかないんですね。

ここをどう見るかは意見の別れるところですし、どちらが優れているとゆうものでもありません。ケースバイケースです。

じゃあshimanoの10-34Tとかで組めばよくない!?

と、考えたくもなりますが・・・ないんです、ロード用のトップ10T。

shimanoの12速用MTBコンポで使用されるマイクロスプラインとゆうハブ規格があるように、sramにもトップ10tを実現するための規格 “XDR”があります。

今回このp-20rcを組めたのはエンド幅130㎜+XDRフリーボディのハブが手ごろなプライスで手に入ったから実現したんです。

今日日の主流なディスクブレーキ用でもないのにXDRフリーボディのハブなんてなかなかにニッチなハブですが

これでもっとkhsを組む楽しみが増えそうですね!

sram 1xで組む場合のメリットはシフターが右側のみとなるので操作が簡単で、フロントチェーンリング1枚+フロンディレイラー分が軽くなる点です。

あと、ボクたち的メリットを言うと「カッコいい」

今回はフラットバーで組みましたが、ドロップハンドル仕様も可能です。こちらの方が金額は少し上がりますがロングライドを主眼に置いて購入する方はドロップもおススメです。

このブログを書こうかとゆうタイミングで写真の完成車は売れてしまいましたが、近々もう1台お店用に組むので是非店頭で実車を確認してみてくださいね!

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