ALEX MOULTONとゆう自転車に興味をもった人が一度は夢見るフレーム
「お城製」
故モールトン博士の自宅兼工房でハンドメイドされるフレームは
高品質なクロモリもしくはステンレスを使って1本ずつ手作りされています。
そんな中でも特に高級なモデル群がピカピカに輝く総ステンレスフレームたち。
今回ご納車したのはその中でも最高級品にあたる”NEW SIRIES”の中のひとつ
” SINGLE PYLON ” (シングルパイロン)
最高級フレームに見合うだけのパーツたちで組み上げた至極のMOULTONです。
https://www.dynavector.co.jp/am/model/
ALEX MOULTON / SINGLE PYLON
PRICE:¥1,650,000 IN TAX (フレーム&フォーク)
※現在為替や原材料、輸送費の高騰によりMOULTONは入荷時期により売価が都度変動しています。
ご注文時の価格を保証できない状況ですのでご注文の際はご注意ください。
完成車参考価格:¥2,200,000 IN TAX
コンポーネント:SRAM “RED22”
ハブ:F/GOKISO R/WHITEINDUSTRIES “T11”
クランク:WHITEINDUSTRIES “R30”
ブレーキレバー:PAUL “CANTI LEVER”
SINGLEPLYONの立ち位置って?
MOULTONのご購入を検討されている方とお話していてると
皆さん悩まれるのが「何を基準に選べばいいの?」
確かに。
ほとんどのモデルがトラス構造のスペースフレームなのに金額に幅がありますからね。
わかりやすく言うと
ホイール径:17インチ or 20インチ
フレーム:分割 or 非分割
素材:クロモリ or ステンレス
例えば20インチの非分割、ステンレス・・・は “SUPER SPEED”ですね!と言った感じ。
なのですが・・・今回のSINGLE PYLONが属するNEW SIRIESは少し例外。
その理由がこれ。
金属バネではなく、ゴムのトーション(”ねじれ”ですね)を利用した「フレクシターサスペンション」をフロントに。
液体封入のラバーコーン「ハイドロエラスティック」をリアに搭載しているのがNEW SIRIESと呼ばれ
現在3モデルがラインナップされています。
NEW SIRIESは全て20インチ&ステンレスフレーム。
ベースとなったNEW SIRIESに今回のSINGLE PYLONと最上級モデルDOUBLE PYLONの3種。
先に書いたサスペンション構造は共通、それ以外の違いは以下↓
・NEW SIRIES ~分割フレーム/分割した際にMOULTONで一番コンパクトにできる
・SINGLE PYLON ~非分割フレーム/ホイールベースが短く、非分割なのでMOULTON特有の乗り味に走行性も高い
・DOUBLE PYLON ~分割フレーム/MOULTONの持てる技術を付き込んだ、「シルキーライドの体現者」。もはや工芸品。
モデル名を見てると気になる “PYLON”
これはフレーム構造のこと。上の写真がその「パイロン」部分です。
そう、シートポストをさすためのシートチューブがおらず、代わりにトラス構造でやぐらが組まれています。
SINGLEはシートチューブがパイロン構造、DOUBLEはプラスヘッドチューブまでパイロン構造になっています。
それでいて分割フレームなのでDOUBLE PLYONの価格もまぁ納得ですかね。
フレームと併せて注目したいのがフロントハブ。
MOULTONの一部モデルはF/71mm R/130mmとゆう特殊規格になっています。
フレームセットを購入した際にはMOULTONロゴ入りのシルバーのハブ(28H)が付属していますが
今回はブラックでホイールを組むとゆうオーダーでしたので
MADE IN JAPAN の回転最強ハブ “GOKISO”を使っています。
71㎜ハブの単品とゆうのは物凄くニッチな商品なので選択肢も限られていますが
そもそも搭載するフレームがフレームなのでそれくらいでもいいですよね。
とにかく低摩擦と高回転を追求したGOKISOハブは「さすが日本の中小企業」と言いたくなる精度。
振れ取り台に乗せて回してみたら写真の通り5分近く回り続けてました・・・
その他のパーツもMADE IN USAの切削パーツブランド WHITEINDUSTRIESやPAULのパーツも使用して
ステンレスフレームと併せて、見た人の足を止めさせる雰囲気を纏っています。
(写真を撮っていたら何回も声をかけられましたw・・・)
これにしましょうか!!と気軽に言える自転車ではないですが、誰しもが憧れるMOULTONのステンレスフレーム。
ご購入のご相談は店頭にて随時受け付けております。