大変ありがたいことにTicketでは人気ブランドとして多くのお問い合わせをもらっているAlex Moulton
ミニベロが好きな人ならいつかは乗りたい憧れのブランドですよね。
今はTSR9-FXの完成車が¥240,000+taxと手の届きやすいプライスになっています!
それでもなかなかなお値段ですけど、メンテナンスやカスタムをしながらずっと乗ると思えば
絶対無理!な金額でもない(と思います)
トレンドに左右されない普遍性もMoultonの美味しいところなので生涯付き合う自転車くらいの覚悟で是非検討してみてください。
今回はお店のストック分をカスタムした上でご準備しました。
お客さんの希望は「オールブラック」、そこに僕らの経験値とカッコよさとお値段と・・・色々なものと相談しながら出来上がった1台は自画自賛ですがかなり「いい」自転車になりました。
Alex Moulton / TSR9-FX
Price:¥240,000+tax
ホイールサイズ:20インチ(ETRTO406)
カスタム費用は別途お見積もり
TSRだからできるシングルスピードカスタム
今回の一番のポイント「シングルスピード」
ディレイラーやカセットをバーンと外してしまった姿はシンプルそのもの。
ダイレクトな漕ぎ心地は一回乗っちゃうとクセになる楽しさがあります。
シングルスピードにカスタムが利くのはPashley製だと昔のロードバイクでよくあった逆爪エンドになっているTSRだけ。
SSTはステンレス製のドロップエンドなので純粋なシングルでのカスタムはできません。
トラスフレームのインパクトを活かすシングルスピードカスタムもMoultonならではのカッコよさがありますね!
一見特殊なフレームに見えますがクランクやハブなどのパーツも専用品ではなく
全て汎用品が使えるのもカスタム幅がグッと広がるので、妄想が捗ります。
高級パーツが全てじゃない、ツボを抑えてパーツを選ぼう
Moultonはそもそもの車体金額が高いので今回のようについていたパーツを全て外して
やり替えるカスタムは総額も高くはなります。
それでもルックス・性能・金額、どれも満たしてくれるパーツをチョイスしてあげることで
無理矢理感もなく自然な仕上がりにしてあげることが可能です。
もちろん高級なカスタムパーツもいいものですが一点豪華主義よりも全体のまとまりを意識してカスタムしてあげるのも
おススメしたいカスタム要素です。
今回はシングル化+ブラック、将来的な多段化の可能性も残すためにハブはShimano 105(R7000)をチョイス。
変えれる部分は全てブラックにとのご要望だったのでNitto製ステムやDixna製クランク、Shimano製ブレーキなど
お財布に優しいプライスでも信頼性の高いパーツを各所に使っています。
一番のお気に入りは適度なアーバン感が出ているBrooksのカンビウムサドルです。
Brooksが試行錯誤を重ねてリリースしただけあっていいサドルです。