クロモリフレームの素地の上からクリアコートのみを施した塗装処理 “raw clear”(ロークリア)
ticketで取り扱いしているフレームブランド “e.b.s”で特に人気の塗装です。
ロークリアとひとくくりで呼んでいますが、ticketでは2種類のロークリアをご準備しています。
今回、タイミングよく2種類のロークリアを施したe.b.s “horizontal451″が完成したので
違いをご案内します。
ロークリア塗装を検討する場合の参考にどうぞ!
・パーカー処理なし
いわゆる「普通のロークリア」
完成したフレームに研磨してパイプ表面をキレイに整えた後に
クリアコートを施したもの。
塗装では出せないパイプ本来の表情と
タイプ同士を溶接した際のロウ付け跡が金色になっているのが人気の理由です。
年数を経たロークリアはパイプ表面に浮いてきた錆が目に見えて
自転車をキレイに保ってあげると「やれ」感が楽しめます。
(クリアコートが割れていない限り錆は外には出てきません)
エイジングが楽しめるのがロークリアのおもしろいところ。
どんな自転車にも言えることではありますが、
特にロークリアはフレームパイプ表面に浮いてくる錆が見えるため
自転車自体を適宜メンテナンスしてコンディションを保っておくことが大事です。
メンテも不十分、フレームに錆も浮いている・・・では、ただのボロっちい自転車に見えてしまいます。
- 日東 / テクノミックステム / 日本製
- 日東 / ebs30 (ebs別注モデル) / 日本製
・パーカー処理あり
これは数年前から提供しているロークリアの亜種。
フレームの研磨までは同じですが、クリアコート前にリン酸の桶にドボンとつけて
表面に化成処理を施したもの。
呼び方は色々あるようですが、e.b.sではパーカー処理と呼称しています。
特徴としては一度フレーム表面を酸化させているので少し黒ずんだ表情になります。
パーカー処理のメリットとしては表面に酸化した膜がいるので
錆に強いとゆう点。
ロークリアは好きだけど、錆が強く浮くのは好ましくないとゆう方におススメです。
パーカー処理を施してもパイプ同士を接続するロウは反応しないので
金色はそのままです!
せっかくのロークリアなのでここは大事なポイントですよね。
施工料金はパーカー処理の有無での差異はありません。
- フラットバー仕様
- ライザーバー仕様