alex moultonのフレームは全てイギリス製。
生産は2か所で行われており
ひとつはイギリスの自転車メーカー “pashley”による生産。
完成車設定のあるtsrシリーズやsstがそれに当たります。
もうひとつが日本で言うところの「お城製」
故モールトン博士の自宅でもあったお屋敷内の工房にて製作されるモデルたちです。
パっと見ただけでは同じようなトラス型のスペースフレームに見えるので
違いがわかりづらいのですが
それぞれが目的持った設計の上でラインナップされています。
今回ご準備したのはam-20 mk2
17インチの分割式クロモリフレームになります。
入荷数も少なく、なかなかお目にかかれない1台です。
https://www.dynavector.co.jp/am/model/am.php
alex moulton / am-20 mk.2
price:¥847,000 in tax (フレーム&フォーク)
専用シートポスト&velocity製17インチリム2本付属
一番moultonらしいmoulton
mk.2を表現するなら、こう言います。
リーディングリンク式のフロントサスペンションとリアのソリッドラバーコーン。
軽量かつ高剛性なトラス型スペースフレームに17インチ。
モールトン博士がamシリーズを生み出して以来
何度も改良を重ねて熟成された17インチ用フレームは
moultonの長い歴史を体感できるおススメのフレームです。
moultonの17インチ用フレーム “am” シリーズには3モデルラインナップされています。
違いは以下となります。
どれが優れているではなく、用途に合わせて選んであげるといいかと思います。
<am-gt mk.3>
price:¥1,254,000 in tax (フレーム&フォーク)
素材:ステンレス
フレームタイプ:分割
<am-20 mk.2>
price:¥847,000 in tax (フレーム&フォーク)
素材:クロモリ
フレームタイプ:分割
<am-speed>
price:¥726,000 in tax (フレーム&フォーク)
素材:クロモリ
フレームタイプ:非分割
各モデルともイギリスへのオーダーとなりますので
納期は1年~となります。
- メンテナンス性に優れたフロントサスペンション構造
- 肩のあるフォーク造形や細身な仕上がりはお城製ならでは
- ソリッドラバーコーンはtsrシリーズとも共通です
- リアキャリアをつける際にはam用の専用品を使用します。tsrシリーズのものは取り付けできません。
- 一目で手がかかるとわかるトラス構造。これを一本一本パイプを加工して精度良く溶接していく。高い技術が求められるフレーム構造です。
- フレームセットにはワイヤー分割用のコネクターが付属します。
- 分割した際にワイヤーが垂れ下がらないように計算されたワイヤールーティン。
- 単品販売もあるハイトルクリングが標準装備。分割部分の剛性UPに寄与しています。
- 分割部分も鏡面のようなポリッシュ仕上げ。トラス型フレームにさらに高級感を与えています。
- moultonと言えば17インチ。フレームとのマッチングもやはり17インチがベストです。
- こちらはフレームセット付属のシートポスト。ポリッシュ仕上げのポストに専用ヤグラの手の込んだ造りです。
- ステムは日本製nitto。スレッドステムと言えばやはりnittoがファーストチョイスです。
- ハンドルバーも同じくniito製。上がりのないピュアなフラットハンドルは見た目のスッキリさもおススメポイントです。
- shimanoではロードコンポをフラットバーで使用できる変速レバーがラインナップされています。無理にドロップハンドルにしなくても使えるのは嬉しいですね。
- 変速周りはshimano “105” ラインナップ内で唯一シルバーがあります。
- クランクはdixna “ra crank” ポリッシュ仕上げかつミニベロに最適な歯数設定のある稀有なクランクです。
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