自転車をよりよい状態に保つために必須なのがチェーンオイルに代表されるケミカル。
「別にレースするわけじゃないしそこまでは・・・」と思う方もいるかと思いますが、日常の脚や休日の楽しみとして使う自転車はコンマ何秒を争うレースではなかったとしても、実はレース以上に過酷な環境に晒されてます。
レースバイクはレースの時以外は室内の良好な環境で保管されているので必然的に自転車としての「傷み」は少なくなります。日常の脚として日々街中で活躍してる自転車は日中は外で排気や風雨に晒され、直射日光をガンガンで浴びているわけです。
自転車はコンディション次第で全く別の乗り物になります。まっ茶色になったチェーンがギコギコいって走りづらいなーとゆう経験はママチャリ文化の日本人なら誰しもが体験してるんじゃないでしょうか。あれは別にママチャリ特有の現象では無くてスポーツバイクにも起こります。基本、構造同じですから。
日常の脚としてクロスバイクに代表されるようなスポーツタイプの自転車を乗る人が増えてきたものの、どうしたら長い間快適に乗れるのかとゆうところはほったらかされているように感じます。
ユーザーの意識不足と言ってしまえばそれまでですが、ママチャリ文化が浸透しきっている日本では、「自転車をメンテナンスしつつ永く使う」とゆう風土が未だに感じられません。自転車を売る側発信で「自転車をメンテナンスする必要性」を伝えていくことが大事かなと日々思ってます。
とゆうことで、少し遠回りしましたが、そんな自転車メンテナンスにticketがおススメしたいケミカルが”mac off”
材料は全て自然に変える天然由来の成分だったりと今日日の環境への配慮があったりも素晴らしいポイントなんですけど、一番のおススメポイントは「チェーンオイルはとにかくよく回るし、パーツクリーナーはとにかくよく落ちる」
mac offケミカルは昨年から取り扱いしていますが、待ちわびた入荷待ちのケミカルも入荷してラインナップが揃ったのでご紹介します。
http://www.diatechproducts.com/muc-off/index.html
色々説明する前にこれを見てもらえれば一目瞭然。
3種類のケミカルを使用してバイクをベストコンディションに保てるラインナップが揃っています。
この3ステップを行えるのがもちろんベストですが、住環境や自転車の用途的にそこまではできないとゆう方もいらっしゃると思います。日本の住宅事情ではここまでのメンテナンスが行い場合も多いと思うのでそんな時はまずはチェーンオイルからスタートしてください。愛車に適度にチェーンオイルを指してあげるだけでも走りは全く違ってきます。
せっかく買った高い自転車だし、大事にメンテナンスしてあげて永く使いたい方は是非この3ステップをしてあげてください。塗装の持ちやパーツの劣化に確実な変化が出ます。
自転車って免許も無い誰でも乗れる乗り物なのでメンテナンスの部分がおろそかにされがちですが、是非愛車を大事にしてもらって永く付き合ってもらいたいと思います。
STEP1 クリーニング
動画では二番目に登場するピンクの液体。定番のクリーナーと同じように見えますがticketで取り扱っているのはウォーターレスウォッシュとゆう少し違うアイテム。その名の通り、バイクに直接吹きかけて汚れをサッと落とせるスグレモノ。動画のように高圧洗浄機でブシャーってできる環境がなかなか作れない日本ではこのウォーターレスウォッシュがおススメ。
ドライブトレインクリーナーはカセットスプロケットやチェーン、ディレイラーなどに堆積した汚れを落とすのに特化した性能。もちろんやるに越したことはないんですが、最初の一歩としてはまずはフレームの洗浄のみからでもOK。グラベルバイクやMTBで野遊びする方にはマストアイテムですね。
ディスクブレーキクリーナーはその名の通り、ディスクブレーキのキャリパーやパッド、ローターを洗浄できるもの。ブレーキが滑って効かなくなるので通常のケミカルはディスクブレーキ系には絶対かけちゃダメ。でもこれなら大丈夫。それように調合されたケミカルなのでローターやパッドに付着した汚れや異物を取り除いてくれるので、各々の寿命も延びるし、異音の解消にも効果があります。
STEP2 コーティング
愛車をごしごしと洗車してあげたら、仕上げはバイクの保護。汚れを落としただけだとまたすぐに汚れてしまうので、少しでも汚れが付きにくいようにコーティングをしてあげます。
bike protectは名前通り。洗車後の車体にスプレーしてあげて拭きあげてあげると自転車全体に撥水性の高い塗膜を施せます。晴天時しか使用しない方でも汚れが0になるとゆうことはありえないので自転車の寿命を延ばす上でもおススメしたいアイテム。ただし、ブレーキ面やタイヤのトレッド(接地面)にはかけちゃダメ。ブレーキ効かなくなったり、タイヤが滑ったりします。
miracle shineは愛車を新品同様に蘇らせてくれる魔法のアイテム。と言えばカッコいいですが、要はポリッシャーです。ただ、単純なポリッシャーではなく、bike protectと同様に汚れの付着を防ぐ効果もあるので自転車のツヤ出しと同時に保護もかねることができます。24時間感覚を空ける事で上塗りもOKな仕様。
STEP3 注油
自転車を綺麗にして、保護をしたら最後はチェーンに注油をしてフィニッシュ。チェーンオイルはドライ用とウェット用の2種類が揃っています。どちらも成分は似ているものですが、休日ライドがメインな方はドライを、日常使いがメインの方は雨に降られることも想定してウェットを使ってもらうといいと思います。
せっかく頑張って洗車してもこれを忘れたらチェーンも錆びるし、そもそも金属摩擦で走りづらいしなので最後に必ずチェーンオイル!
自転車のメンテナンスといって初めてだし、最初から色々揃えるのは・・・とゆう方はまずはここからスタートしてください。
自転車の洗車方法やケミカルの使い方など初めての方にもお店でご説明していますので自転車のご購入の際には是非ご相談ください。もちろん僕らからもガンガンおススメさせてもらいます。