過去にも1台組んだ際に反響の大きかったベルトドライブ。
トラックやオートバイのタイベルを作っているGATE社から発売されてます。
錆ない、伸びない、注油がいらない
自転車の駆動システムとして非常に優れた性能を持つベルトドライブは
日常使いからツーリングまで用途を問わず、活躍してくれます。
「そうは言うけど全然見たことないで?」
そうですよね。
ベルトドライブはそれはそれは素晴らしいものなんですが
色々と難しいシステムでもあるんです。
今回はサンフランシスコ発SOMAのマルチユースなフレーム “WOLVALINE V4″を
ベルトドライブで組み上げました。
https://www.somafab.com/archives/product/wolverine
SOMA / WOLVALINE V4
PRICE:¥132,000 IN TAX(フレームのみ/次回入荷便より価格変更予定)
何故にベルトドライブが普及しないのか
そこまで優れたものならもっともっと普及してそうなもんですよね。
でもまだまだニッチなシステムなベルトドライブ。
何故なのか。
一昨年に組んだ際のブログにその辺を色々と書いてますので是非読んでみてください。
→過去に組んだ1台はこちら E.B.S “FLORT451S”
とゆうわけで
ベルトドライブの説明は過去の自分に丸投げしました。
今回のWOLVALINEはそれ以外にも見どころ満載ですから!
まず前提として「ご要望:オーナーさんがストックしているパーツを極力使いたい」
ALFINEの内装ハブにフラットバー用のシフターと油圧ディスクブレーキ。
でもロングライド用にドロップハンドルのポジションも取りたい。
そんなワガママを叶えてくれるのは
言わずもがなのSURLY “CORNER BAR”
バーテープ+グリップでロングライドの際に色々なポジションが取れる秀逸なハンドル。
SOMAのフレームのおもしろいところは「フロントフォークが別売」なところ。
つまり今回のようにカーボンフォークを使ってもクロモリフォークが余ったりしないので
結果的にリーズナブルに済みます。(各モデルに専用クロモリフォーク(別売)も準備されています)
さらにダイナモハブもオーナーさんがお持ちだったので前後ライトもプラス。
あーでもないこーでもないと試してはやめ、試してはやめの試行錯誤を繰り返して
予定されているバイクパッキングでも対応できる位置で取り付けできました。
あと、カッコいい位置(これも大事です)
既にE.B.Sのミニベロに乗っていただいているオーナーさんのロングライド用として
完成したWOLVALINE V4
トラブルレスなコンポーネントと荷物もたくさん積めるフレームに
ロングライドを楽しめるアイテムの数々。
これは春からのサイクリングシーズンが今から待ちきれないです!!
(ボクの自転車ではないですけど・・・)