4代目Yちゃんがいる山口県川棚温泉駅で、急遽途中下車。
温泉街へは駅から2kmの距離。早速、愛車Surly Long Haul Truckerをチャチャッと組立て、走り出す。既に東京から8時間かかってるから、自転車に乗れるのがぶち(山口ではとってもをぶちという)嬉しい。それも、聖地山口県だからなおさらでしょ。
山口に戻ってくることがあれば是非と半年前から言われていたので、遠慮なく寄ってみた。そしてYちゃんと初対面を果たす。100年の歴史ある玉椿旅館を案内してもらい、ひいおじいちゃんの玉椿関が旅館を始めた経緯をきき、おばあちゃんが作った地元の名物料理、瓦そばをいただく。ぶち美味しい。
藤がきれいな所があるときき、日が暮れる前にサドルにまたがる。
私『近い?』
Yちゃん『近い、近い。そこ道、上ってったらすぐ。』
私『山道?』
Yちゃん『全然』
突き当たりのお寺さんの脇道入っていくとすぐ上り坂。結構な坂道。『山道?をいう言葉が間違えだったのか?山道と坂道は違うものなのか?これは完全に自分にとっては山道だが、田舎ではそうは言わないのか?もしくは車で生活すると坂道も山道もただの道なのか?今、まさに山道を登っているぞ。そして険しい。。。Ummmmmm.』
途中で藤、発見。しかし、Yちゃんもそこで写真撮影していたおじさんももっと上ったところにある藤の方がきれいだと言う。さらに上る。すると、広大な空き地のような、土砂がもられたような、工事しているような、整備しているような、でも行き止まりあり。土砂の上に登ると、脇から抜けられることを確認できた。そして、下ろうとしたらアリ地獄のようになって落ちましたよ。初日。それも自転車乗った合計時間30分。手と肘を強打し着地。危うく、聖地旅始まって30分で大怪我するとこでした。私にはオーストラリアに飛んで、到着した日の朝、入水30分で鼻の骨を折ったという前科があります。鼻、粉々になりました。でも、折れたまま3日後にはサーフィンしたもんね。聖地着いたばっかりなんだから、めげないよ。
最近は、どこでもヘッドスタンドをするように心がけてるんですね。
2回目にして成功。開脚バージョンが得意。散歩している人の視線から、混乱している感じが読み取れたよ。
1回目、初のセルフタイマーヘッドスタンドで慌てて失敗するの巻。
これが川棚温泉名物、瓦そば。下の部分がカリカリで、美味。私は肉を食べないので、牛肉は省いてもらった。
ひいおじいちゃんの玉椿関。大阪相撲の力士だったそうで。
ぶち広々とした大広間。ここに沢山の力士が巡業で来ていたと思うとワクワクするね。
玉椿旅館隣のおまんじゅう屋さんでパイ生地で出来たお菓子を買ったら、川棚饅頭をくれた。相変わらず、山口県民気前がいい!
ここに登って、てっぺんから落ちた。
この場所、最高だったな。日向ぼっこして、読書して、色々なことに思いを馳せてさ。Putain.
宿に戻って、温泉に入って、着替えてパチリ。何日間もシャワー浴びれないと思ってたから、さらに爽快感満載。